Words of VM

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2008年 08月 29日

Gospel According to Harry 監督コメンタリ(3)

続きです〜

大統領のSPたち、1人はブッシュ大統領(父)のSP、1人はアメリカ空軍将軍だそうで、本物に見える人(って本物やん)がほしくて、1人目は監督のアシスタントが2人目は監督がくどきおとしたそうです。で、大統領役は在ポーランド米国大使館のCIAスタッフ。演説スタイルはジョージ・ブッシュ(父)。ええ〜、ほんと〜って感じですが、この3人はこの映画にしか出てません(笑)

ヴィゴ・モーテンセンは詩人で、彼と仕事をするのは助かる。この映画と役をよくわかっていたからね。

1992年にこの映画のプレミア上映でスピーチをしたとき、それがちょうどこの砂漠で初めて撮った「The Night」から12年後だということに気づいた。インドとヒンドゥー教では12年が一回りを意味する。「The Night」を撮っているとき、いつかここに戻って来て現代的なものを撮ろうと思っていた。それはトーマス・エリオットの失われた王国の神話に関する詩に関するもので、詩の中に王国が再びよみがえり、新しい王が戴冠するという一節があった。奇妙なことに映画のプレミアからちょうど12年後の2004年、私がパリでテレビを見ていると、ヴィゴが戴冠していた。「ロード・オブ・ザ・リング」の一場面だ。信じられないと思った。12年の周期で王が戴冠して、王国が復活している。とても不思議な周期だがそこでかなえられていた。

砂漠の中で車を動かすのはものすごく大変で、軍のエキスパートの援助があったけど、それでもだめだった。でも地元の漁師が、砂の少し下にベニヤ板をひけばいいとアドバイスをくれて、それでうまくいった。砂漠では本当に大変だった。

この映画は聖書をモチーフにしているが、聖書の世界に生きているようだった。様々な厄災に見舞われた。一度イナゴの大群が通り過ぎたが、そのときヴィゴは「見ろよ。俺たちは聖書の中にいるぞ」と言った。その通りだった。奇跡の方もちゃんとあった。最後のシーンを最終日に撮っているとき、脚本には「雷がテレビに落ちる」と書いてあった。もちろん後で特殊効果でやるつもりだった。でも当然、空が暗くなり、風が強くなり、雷が鳴り始めた。私たちは恐怖で立ちすくんでいたが、そのときに雷がテレビに落ちたんだ。その場で溶けたよ。プロデューサーはその溶けたテレビを今でも持ってるよ。それが僕の人生で一番魔法のような瞬間だね。脚本に書いたことを、上の誰かがしたんだ。
ということで、ここここぐらいで監督のコメンタリは終了。ヴィゴが動かなくなったら終わり?残りのここここここの部分にはコメンタリ、なしだと思います(たぶん。あります?)

ということでヴィゴ関連を中心に訳してみました。というかヴィゴ関連が多かったな。お楽しみいただけましたか?

by miyelo | 2008-08-29 19:54 | ヴィゴ


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