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2006年 11月 02日

ヴィゴ・モーテンセンの変った役(1)

Perceval Pressに関するヴィゴのインタビュー記事がNew York Timesに載りました。面白いので訳をあげていきます。

ヴィゴ・モーテンセンの変った役:インディー出版社の立役者
By JANET MASLIN
2006年11月1日 New York Times
ヴィゴ・モーテンセンの変った役(1)_b0064176_2383953.jpgデンマークのアーフス大学マルチ宗教学センター長のヴィゴ・モーテンセンはかわいそうだ。彼は『Theology and the Religions: A Dialogue』と言う名の選集を編集した。そしてそれは人々を怒らせただけだったのだ。彼らは35ドルのペーパーバックを間違えてオーダーする。そしてネット上でそれについてぶつぶつ言うのだ。それが『ロード・オブ・ザ・リング』の彼と何か関係があると思って買ったからだ。

この2人を間違えてしまうのは思うより簡単だ。俳優であるあのヴィゴ・モーテンセンにも文学的な面がある。彼は絵、写真、詩、日記ほか彼が含めたいと思う何でもを、熱烈な反戦政治や音楽にまで広げられた興味を持って、一緒にしたアートブックの著者でもある。

彼の本やCDが並外れて制約がないと思えるのなら、それはそうだからである。この魅力的な俳優は素敵な小さな出版社も経営しているのだ。

間接的には、モーテンセン氏のパーシヴァル・プレスは『ロード・オブ・ザ・リング』からの派生物だ。この会社は2002年、モーテンセン氏が三部作で戦う王アラゴルンを演じ終えたすぐ後に創業された。彼の初めての本、詩集『Ten Last Night』はそれより9年前に出版された。そして2002年までには、アートギャラリーでの個展や出版を定期的にするようになっていた。モーテンセン氏が自身のキャリアをぼそぼそと評するところによると「映画で、ほら、名前が知られている」おかげで、売れ行きもよかった。

彼は気づいた。だから彼は、自分の本のほとんどの出版社であるSmart Art Pressに質問をしたのだ。自分で再販できる? 彼は思い出して言う。「ちゃんと見えるように確かめる仕事をする」。「新しい再版分の費用を分け合う。本を半分そちらに渡す。その分は好きにしてもらっていい」。 そしてモーテンセン氏の自立心に特にアピールする聖杯神話の一部からその名前をとったパーシヴァル・プレスが生まれたのだ。

2003年のパーシヴァルのリストにはモーテンセン氏の3冊の本が含まれていた。『Miyelo』、『45301』、そして『For Wellington』だ。その効果でビジネスは黒字となった。彼自身の作品が少なくなると、利益は低くなるかなくなるかだ。モーテンセン氏の言うところには、パーシヴァルの印刷部数は少なく、実質的な宣伝もないし、基本的にはpercevalpress.comのオンラインでだけ入手可能だ。活動のポイントは、他では出版されないであろう作品に光を当て、アーティストの作品をその意図通りに見せることにある。

最近、アルトュール・ペレス=レベルテの人気小説に基づいたスペイン活劇映画『アラトリステ』で映画祭へ行く途中、モーテンセン氏はニューヨークに立ち寄った。彼はパーシヴァルの近刊4冊の暫定版を持っていた。パーシヴァルは今では1年で約8冊を出版している。全てモーテンセン氏が彼のいつもどおりの「細かいことにまで」人任せにしないやり方で面倒をみたものだ。

「全ての本は手が離れるまで入念に見直す」と彼は言った。それには、実際に本をつくるマドリッド近郊のスペインの出版社Jomagarでの校正に立ち会うことまで含まれる。
(続く)

ということで、校正にまで行ってたりするから、出版が遅れるんだ。特に前回のLingerでミスがあったから今回のは気にしてるだろうなあ。

もう1人のヴィゴ・モーテンセンはねえ、間違って買うほうが不注意かと。それで文句言われてもねえ。だってどうみてもヴィゴじゃないじゃない、ねえ?まあ需要の少ない専門書なんだろうから、売り上げが上がってよかったですね。

by miyelo | 2006-11-02 00:01 | ヴィゴ訳


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