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2006年 06月 22日

ハリーの福音書(11)‐最後です

キリストの昇天 Ascension
b0064176_01871.jpgトラックで戻ってきた3人組(全部を1回で持っていけないので、1回目の荷物を持っていってたのです)、まず十字架を積み込みます。「どこへ行ってたんだ」というハリーに「飯を食わなきゃならないんだ」と答える男たち。「全部持っていっていいのか?」という男に「もちろん。全部さ!」と答えるハリー。





b0064176_041829.jpgどんどん家具を積み込んでいきます。


b0064176_053462.jpg全部積み込むところには何も言わなかったのに、テレビを持っていこうとすると「これがないと生きられない」というカレン。必死に頼み込むカレン。「いいよ。例外にしよう」ということでテレビを残すハリー。


b0064176_083344.jpgハリー「君のご主人は本当に良い男だった」
カレン「絶対忘れないわ」 (ってテレビを残してもらったこと?)
カレン「さようなら」
ハリー「さようなら」
カレン「神のご加護がありますように」
ハリー「あなたにも」
帰っていくハリーたち。


b0064176_084586.jpg一人残りテレビを見ているカレン


b0064176_0103695.jpgカレン「神様。妊娠しているわ」


b0064176_01129.jpg喜びの舞を踊るカレン。

雷が鳴り、雨が降り始める。


ということで、これで終わりです。

この映画は1992年にポーランドの監督によって作られています。1992年といえばソ連が崩壊し、社会主義国たちが資本主義へと希望を抱いて移行していこうとしている時期です。
その時に社会主義であったポーランドの監督が描いたのは、資本主義の象徴アメリカの問題点ではないのでしょうか。
環境問題としての砂漠化、宗教が起こす殺人、夫婦の問題、保険の問題。金がなければ手術をうけることもできない。親切そうに近づき全てを奪い去る国税局。虚構の存在への崇拝。人への無関心。そして何よりも全てを支配するテレビ。
ヴィゴが出演したのもわかる気がします。

by miyelo | 2006-06-22 00:20 | ヴィゴ | Comments(16)
Commented by spring at 2006-06-22 00:58 x
Misaさん、最後まで怒涛のUP、ありがとうございます!
何て展開だ!と笑っていたら、保険が出てきたところでやっぱりヴィゴの
関心はこれね、と思いました。
Misaさんの仰る通りです。
おもしろうて、やがて悲しき風刺漫画といったところでしょうか…
Commented by 小鞠 at 2006-06-22 07:18 x
Misaさんおはようございます

Misaさんが最後に書いて下さっている事に
全く同感です、
USAの抱えているいろんな問題や矛盾を外から風刺した
って感じですよね。

ウェス君に会えるまであと二日、
Misaさんの解説をしっかり頭に入れて、
ヴィゴばっかり見ていたい、今日この頃の私です(o^o^o)
Commented by mifuyusasa2 at 2006-06-22 07:32
Misaさん、ありがとうございました。
面白かったです~。
テレビだけ残すというところがなんとも象徴的な。
Misaさんの解説があるからいろいろ問題を内包している作品だと理解できますが、一人だとボーっと見てしまうだけかもしれません・・・。
サントラCD、IMDbからたどっていってみつけたのですが、どこにも売っていないです。中古もなかったです。がっかり。
Commented by かづちゃん at 2006-06-22 13:20 x
Misaさん、こんにちは!

全篇のご紹介、本当に有難うございました。
Misaさんの解説通り、当時の社会情勢と照らし合わせると
なるほど、と納得しております。
フクザツでシニカルな内容ですが、大真面目な内容でもありますよね。
そして、Misaさんのキャプチャーと訳は、とてもわかりやすくて
突飛な内容の所でも不思議とするするアタマに入って行きました。
これはやはり、プリントアウトして1つにまとめておかねば・・って
思っています!(*^▽^*)




Commented by miyelo at 2006-06-22 17:29
springさん、こんにちは。
楽しんでいただけました?
取り上げられていることが、色々ヴィゴ好みなのかなあとも思いますが、まあヴィゴも複雑な人だからわかりませんけどね。
紹介するためにじっくり見てよかったです。
Commented by miyelo at 2006-06-22 17:33
小鞠さん、こんにちは。
予習になりました?びっくりがなくなっちゃんたんじゃないですか?
ヴィゴばっかり見てると、あまりのキュートさに話しなんてふっとんじゃいますよ~。
Commented by miyelo at 2006-06-22 17:45
三冬さん、こんにちは。
面白かったですか?よかったです。
そうなんですよ。テレビがとても象徴的に使われています。
私の解説は自分の勝手な解釈なので、他の人が見たら他の解釈ができるのじゃないかなと思います。
サントラCD、中古もないのですね。残念。
というかサントラCDがあるならDVDかビデオがあってもいいのでは?!
Commented by miyelo at 2006-06-22 17:48
かづちゃんさん、こんにちは。
見る前に全編紹介しちゃいました(笑)。
わかりやすかったですか?いやあ、あげながらこんなんでわかるのかしらん?と思っていたのですが。ぜひDVDを見てみてください。
全然話ちゃうやん~っと思ったりして。。
サイトのほうに映画ページを作って、アップしたいなあと思ってますが、いつになるやら~。
Commented by Lena at 2006-06-23 00:15 x
Misaさん、こんばんは。
最後までのアップ、お疲れ様でした。& ありがとうございます!
自分の英語力では何度見てもわからなかった部分がいろいろとわかってきました。(相変わらず不思議な映画ではありますが。)
そしてウェスが急に倒れたのはやっぱり謎なんですねー。
この映画は、Misaさんのおっしゃるようにアメリカの問題点を描いているのであって、ストーリーを求めてはいけないのでしょうね。

>金がなければ手術をうけることもできない。
何度か観ているうちに、これは私も思いました。他の部分については、Misaさんのコメントを読んで確かにその通りだと思いました。
そう考えると、ヴィゴがこの映画を選んだのも頷ける気がします。
Commented by 小鞠 at 2006-06-23 07:17 x
Misaさんおはようございます

ビックリがなくなっても
>あまりのキュートさに話しなんてふっとんじゃいますよ~。
ふっとんじゃいたーい\(^0^)/

でもウェスさんが死んじゃうって知った時はちょっとうる(@.@)っとしました。
さー、今日のお仕事わーっとやっつけて、
明日に備えようーっと(o^o^o)
Commented by miyelo at 2006-06-24 10:17
Lenaさん、こんにちは。
少しはお手伝いできました?よかったです。
手術をしているときに、「ほら、ここだ」とか医者が言ってましたので、病気なんでしょうねえ。何の病気かとかは言ってなかったと思います。
じっくりみてみると、ヴィゴが選びそうな題材でしたね。
しかし、この映画のヴィゴはプリティですよね。
Commented by miyelo at 2006-06-24 10:18
小鞠さん、こんにちは。
ウェス君死んじゃうんですよ。冷蔵庫に詰められちゃうんですよ。
あの冷蔵庫によく入ったなとは思いますが。。。
Commented by bluechild330 at 2006-06-24 13:11
Misaさん、解説ありがとうございました。
画面だけを追ってると、かなり笑える内容だったんですが
セリフがわかって見てみると、社会的な内容だったってことが
よ~くわかりました。
SLUでのスピーチにも繋がる内容で、これならヴィゴが出演したことも
納得です。
しかし、ウェス君の寝顔は、かわいかった~!
Commented by miyelo at 2006-06-25 11:17
aya@bluechildさん、こんにちは。
画面みてると笑えますよね~。みんなおかしい。。。
まともな人っていないですよね。
そしてウェス君は全編に亘ってとってもとってもキュートでした。
Commented by TOmoe at 2006-06-27 12:58 x
Misaさん♪ UPお疲れ様でした&ありがとうございました!
内容は???なところの多いものですけれど映像はきれいそうですね。
是非是非格納をいつの日にか! 気長~に待っていますので。
キュートさではヴィゴ作品の中で1、2を争っちゃいそうです。
Commented by miyelo at 2006-06-27 21:57
Tomoeさん、こんばんは。
映像、とてもきれいでした。大画面でぜひみたいですよね。
いつの日にか格納をおこないたいと思ってます(笑)。
そう!キュートですよ、ヴィゴッたら。


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