Words of VM

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2006年 06月 05日

PP更新

Perceval Press In Other Words 更新。ヴィゴのメッセージ以外ずいぶん更新をサボっていたので簡単にでも紹介を。

オーウェルが見たものは
Brooke Allen
2006年5月1日 © Los Angeles Times
政治の言葉が意味のないものとなってきているということをオーウェンは60年前にそのエッセイ「政治と英語」で言っている。そう言った言葉の例に挙げられているのが、民主主義、社会主義、自由、愛国者的な、現実的な、正義、ファシズム、階級、全体主義者、科学、革新主義者、反動主義者、平等です。その中でも「保守派」と「自由主義者」です。

自由な人々の土地での果敢な反抗
Nicola Graydon
2006年4月23日 © t r u t h o u t
ネイティヴ・アメリカンの女性が合衆国と戦っている。30年間彼女は先祖の土地を持ち続けるために戦ってきた。そして今国連が彼女の味方だ。

ニール・ヤングの「Living With War」は彼が戦争を好きではないことを示す
JON PARELES
April 28, 2006, © The New York Times 
曲はコチラできけます。

ぐるの妖精
PAUL KRUGMAN
2006年4月28日 © The New York Times
連邦非常事態管理局のカトリーナでの不手際はスタッフの不足だというレポートを上院がだしているが、有能なスタッフを排除し、そこに政治的な権力で無能なスタッフが送られているという事態を改善することもなく名前を変えることで国民の気をそらそうとしている。
なんかどこかでも聞いたことがあるようなことですよね。名前を変えても、同じ人が新たに理事長になってたら一緒じゃない!って。

戦争は個人に係わるものだ: Carlos Arredondo/45歳/マサチューセッツ州ロスリンデール
2006年5月8日 © The Nation
海兵隊の息子がイラクで死んだ父親の手記です。息子は大学への奨学金が欲しかったために、高校に来た勧誘に応じ、海兵隊に入隊。父親は反対だったのですが、離婚していて、片親の承諾だけでいいので母親が承諾します。トレーニング後イラクへ行った息子が心配でありとあらゆる情報を求め、仕事も手につきません。そして誕生日、海兵隊員たちが息子の死を伝えにやってきます。
読んでいると涙が出てきます。

女王陛下の詩の金メダルをFleur Adcockが受賞
Richard Lea
2006年4月24日 © The Guardian 

バチカンがコンドームに頼ることを再考
2006年4月28日 © The Toronto Star
カソリックでは夫婦間で避妊をすることが認められていません(夫婦間以外のセックスは論外)。そのためコンドームの使用がだめなわけです。しかしエイズの防止になるということで、使用を認める?と言う方に動いていたのですが、やっぱりダメな方向へ。


by miyelo | 2006-06-05 00:54 | Perceval Press | Comments(2)
Commented by 山葡萄 at 2006-06-06 00:29 x
>バチカン
エイズの防止になるとわかっているのに
どうして使用を認めないんでしょう。
避妊防止の為ともっともらしい事いってますが
もし腹の赤ちゃんに感染したらどうするんです。
両親がエイズに犯されたら、その子ども達はどうすればいいんですか。
何と言うか…対面を気にして人を見てない気がします。
Commented by miyelo at 2006-06-06 21:31
山葡萄さん、こんばんは。
彼らには彼らの論理があるのでしょう。
夫婦間でしかセックスを認めない(ということはエイズ感染の可能性も低くなる)し、苦しみも神の与えたももうた試練なのだから、ということなのでしょうか。生命が誕生するということは神のみの領域だから人は手を出してはいけないから避妊はいけない、というのかな?私もクリスチャンではないのでよくわかりませんが。そして、エイズだとわかっていれば、セックスするなということで片がつくという考え方もあるかもしれませんね。


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