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2006年 05月 22日

SLU 学位授与式 スピーチ(1)

SLU 学位授与式 スピーチ(1)_b0064176_20224040.jpgこちらにSLUでの学位授与式でヴィゴがおこなったスピーチの全文が載っていますので、日本語訳をあげていきたいと思います。
St. ローレンス大学 学位授与式スピーチ 
2006年5月21日
ヴィゴ・モーテンセン

バーブ・テュークスベリー、ディック・ギルバート、フランク・ピスコーという素晴らしい今年の名誉学位の仲間に私を加えてくださったことに感謝します。もうすぐ私と同じSt.ローレンス大学卒業生になる皆さんとその家族の皆さんに向かってお話できることは格別に名誉なことです。皆さん、おめでとうございます。そして特に私と同じくノース・カントリー高校出身の皆さんに特におめでとうといいたいと思います。

私の両親も今日ここに来ています。そして私は2人に延び延びになっていた謝罪を皆さんの前でしたいと思います。26年前、私は角帽とガウンを着ていないたった一人の卒業生となってしまい、母をがっかりさせました。長く格別面白くない話を適度に短くすると、私にそのような行動を取らせた動機は、何人かの同級生同様、角帽とガウンの製造会社が不当労働行為をおこなっていると懸念していたからなのです。そこで、我々の数人は角帽とガウンの代わりに白い腕章をつけることで無言の抗議をおこなおうと決めました。他の人たちは家族と大学に対し感情を害し礼儀を欠くことになる危険を回避したいがために、やり通さないことを当然のことですが選んだのだと思います。

当時学長であり本日受賞した故フランク・ピスコー博士、そして学位授与式スピーカーであった(ダニエル・パトリック・)モニハン元ニューヨーク州上院議員は、私が舞台にローブなしで不可解にも現れたことに、少しだけ戸惑ったようでした。上院議員はなぜ私が学位を受け取るときに白い腕章を取り彼に手渡したか全くわからなかったと思います。おそらくフラタニティー(男子社交クラブ)のいたずらか何かだと思ったことでしょう。

私が家族にもたらしたであろうきまり悪さに関しては後悔しています。そして角帽とガウンなしで現れたのが私一人だったことに気が付いたときちょっとバカみたいだと感じたことは確かです。しかし、その意思表示とその裏側にあった気持ちは後悔していません。あの日良識がゆえに私と一緒に行動しなかった人々を問題にしてるわけでもありませんし、モラル的に優位にたっていると主張しているわけでもありません。私が回りくどく言おうとしているのは、行動主義は禁句ではないということです。

1980年以降、この国と世界は大きく変わりましたが、積極的社会参加の価値は今までになく大きくなっています。私たち自身の限られた人の輪の外側の人々や問題と関係を持とうと真剣に取り組むことは、常に価値のあることです。St.ローレンス大学での教養教育はそれを教えてくれました。そのことに感謝しています。この大学で学んだ最も大切なレッスンはおそらく、トーマス・ペインの言った「私の国は世界であり、私の信条はよいことをすることだ」を試み、覚えていることだと思います。おそらくここにいらっしゃるご両親たちの中には、高額の授業料を考慮すると、この種の教育はとんでもなく高いと感じられているかも知れません。しかし、このような教育がなくなれば、長期的にみると社会にとってもっと高くつくことになると信じています。

(続く)
ヴィゴって昔からヴィゴだったんですね。
私も大学レベルの教養科目は必要だと思います。

by miyelo | 2006-05-22 20:29 | ヴィゴ訳


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