Words of VM

viggowords.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2005年 10月 12日

歴史を作る – パート3:ヴィゴ・モーテンセン(3)

歴史を作る – パート3:ヴィゴ・モーテンセン (3)
2005年9月30日
俳優として物語を伝える自身のアプローチに関しては、モーテンセンは少ない方がより多くを語ること、意図よりも行動に大きく語らせることに同感のようだ。

歴史を作る – パート3:ヴィゴ・モーテンセン(3)_b0064176_1734930.jpg「観客のことはあまり考えないんだ。彼らを尊敬していないからじゃないよ。実際、観客を尊敬する私の方法は、人間は知的であると考えることだと思っている。あなたが何かを語るやり方で正直であるのであれば、本当のことを本当に感じ考えているのであれば、それはみえるはずだ。それをメッセージにしようとしたり、非常にはっきりさせるために一目瞭然にしようとしなければ、認められるだろう」

映画が見せるのは、家族の変遷だ。それは物語の全ての領域をつなぎとめる要だ。アメリカ文化的な、端正な、小さな街のつくりのなかで、キャラクターたちの間の崩壊する関係の様子が他のどんな特殊効果よりも目を楽しませる。トムの妻、イーディを演じる共演のマリア・ベロとモーテンセンの相性のよさが、真の家族の解体に筋を通す。画面上の相棒を、モーテンセンは最高の敬意を持って褒める。

「彼女について私が言える最高のこと ―最高の真実なんだが― は、この映画の彼女の役を彼女以外が演じることを想像できないっていうことだ。もしそうだったら、こんな風には感じない。彼女と一緒に演じたことがとても幸せだからね。彼女は素晴らしい仕事をしたと思うよ。彼女は勇気がある。勇敢だ。私たちが感情的にそして肉体的にしなければならなかったことのいくつかは厄介なもので、居心地の悪いものになるんだけど、彼女は無難には演じなかった。彼女はまさに体当たりしていったんだ」

ベロに関して言えば、彼女はカメラの向こうに回ることに興味を示している。モーテンセンも同様の意向があるのだろうか。

「不可能じゃない。考えたことはある。私は写真家でもある。書くことが好きで、イメージと言葉で物語を語ることに興味がある。だからこういった様々な興味の分野を全部使って物語を語るのはロジカルなことかもしれない。わからないな。良いストーリーじゃなきゃならない。『A History of Violence』とその撮影のように、いくらよく準備しても、いくら物事がスムースに運んでも、ハードな仕事だし、忍耐力が多く必要だということもみてきた。映画を組み立てるには長い時間が必要だし、ぴったりのキャスト、ぴったりのクルーを一緒に集め、撮影し、それを一つにまとめ、プロモートするのは真の芸術形式だよ。監督、特に良い監督になるのは長く大変な道のりだ。軽々しくは捉えていない。映画事業にしばらくいるからと言って、できるとは思っていない。文章を書いたり写真を撮ったりすることができ、物語を語るのが好きだからということで、それができるとは思っていない。でも可能性はある」
ショーンのが終わったので、ヴィゴのを再開してみました。

by miyelo | 2005-10-12 17:40 | ヴィゴ訳


<< Progressive のイン...      『ノースカントリー』 ロスプレミア >>