Words of VM

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2005年 07月 31日

クローネンバーグインタビュー

movies.about.comのクローネンバーグインタビュー「クローネンバーグが『A History of Violence』、ヴィゴ・モーテンセン、映画会社でのプロジェクトを語る」から、ヴィゴに関する部分を。
なぜヴィゴ・モーテンセン?彼のどこがこの役にぴったりなのですか?

リストをもらった。たくさんあったよ、私抜きに、プロジェクトが始まってしばらく経っていたからね。誰がどの役をやるかってことについて、誰もが意見を持っていた。さらに言えば、ジョシュのもともとの脚本から私が削除した役もいくつかあったんだ。映画に私が含めたくなかった役すらあった。ヴィゴは私の短いリストに確かにいたよ。

彼ひとりではなかった。忘れないでほしいのは、脚本を展開させていけば、キャラクターも変わるってことだ。そしてキャラクターが変われば、それがダイナミクスを変え、誰がいいか、(キャラクターの)トーンはどんなものかがはっきりしてくる。ヴィゴはただ、彼はただ完璧な男なんだよ。つまり、俳優としてだけではなく、キャリアの中で彼のあり方、そして全てに関してね。

俳優たちの名前があがってきたときにいつもするように、私はリサーチを始めた。持っているDVDやなんやらを見始めるんだ。彼らがしたとわかっている映画をね。彼が『ロード・オブ・ザ・リング』でやったこと、それで彼が有名になったんだけど、それがこの映画の中の彼の役とはほとんどつながりがないことは明らかだったからね。でも他の彼の仕事、たとえばダイアン・レインとやった『オーバー・ザ・ムーン』なんかでの仕事は、とても関係がある。あの映画の中で、彼はとても穏やかで、スウィートで、優しいからね。彼は普段悪い男や恐ろしい男を演じているが、あの映画を見れば、優しく甘い男としてとても可愛らしくなれるし、とてもセクシーにもなれるってことがわかる。だから彼がリストのトップに上ってくるまでそんなに時間はかからなかった。

しかし、演技以外にももっと政治的なことがいつでもあるよね。『ロード・オブ・ザ・リング』以降ヴィゴはニューラインに満足しているんだろうか。それを考えなきゃいけない。問題だろうか?これはニューラインの映画で、なんてことがね。こういったことをちゃんとわかって、エージェントと話して、などなど…

変なんだよ。キャスティングは本当に手探りのものだ。本当に奇妙で変なプロセスで、どうやったらうまくいくか判断するまで時間がかかる。いやおうなく望むのは、その俳優以外に選択肢はないようだってことだ。映画を見たときに、その人以外のだれもその役を演じることは出来なかったと感じるべきなんだ。俳優はそれを望むし、監督としても望む。しかし実際、俳優がその役にキャスティングされるまで、誰でもその役を演じることができるんだ。言ってる意味がわかる?心の中で、その役にあらゆる人を当てはめてみて、どう感じるかをみるんだ。
監督、べたぼれ?

by miyelo | 2005-07-31 13:11 | aHoV


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