Words of VM

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2005年 07月 10日

PP更新

Perceval Press In Other Words 更新。これで今現在上がっている全ての更新です。やっと追いつきました。

占領の代償
タリク・アリ
2005年7月8日 The Guardian
テロ防止法案にも係わらずロンドンでテロは起きた。テロの首謀者はまだわからない。アルカイダだけがテロ組織ではない。ロンドン市長はイラク開戦に際し、「イラクへの攻撃は世界の安全と平和を脅かす。ロンドンは戦争によって多くを失い、平和と国際協力、世界の安定によって多くを得るだろう」とブレア首相にイラク戦争の支持をとどまるように言っていた。ロンドン市民の多くはイラク戦争に反対だった。しかしそのツケを払わされたのはロンドン市民だった。対テロ戦争は道徳に反し、逆効果だ。それは国家によるテロ―アフガニスタンとイラクでの爆撃、拷問、民間人の死亡―を許してきた。IRAの経験からイギリス政府高官は知っているように、安全対策や市民の自由の縮小などの対テロ法では、若いイスラム教徒をさらに無分別な暴力へと追い込むだけだ。真の解決法は、イラク、アフガニスタン、パレスチナの占領をやめることだ。こういった占領に対するニュースが報道されず、欧米人の日常生活に関係ないからといって、イスラム世界での怒りや苦しみがないということではない。

アメリカの歴史に3万年を加える足跡
ルイス・スミス
2005年7月5日 The Times 
イギリスの科学者がメキシコで火山灰に温存された足跡を発見。1万1500年前に地続きだtった現在のベーリング海地域をわたってアメリカ大陸に人間がやってきたという定説を覆す発見です。

全てが海で
アンセルム・キーファーの絵は錆びた廃船や打ち捨てられた海岸を探求する。それらはそれらを鼓舞した偏執狂のロシア人詩人と同じぐらい心をかき乱す。
エイドリアン・サーレ
2005年7月5日 The Guardian


大量破壊兵器と同じくらいに強力な作り話
イラクを内戦の危険にさらしているのは撤退ではなく、占領だ
サミ・ラマダニ
2005年7月5日(木) The Guardian
イギリス国民もイラク国民もイラクからの撤退を求めている。しかし、英米政府高官をはじめ、イラクからの撤退は内戦を引き起こす恐れがあると主張する人々がいる。

自らの満足のために、法を痛めつけ、沈黙もしくは演説へと
追いやった者たちがここに見出された
―ランダー『Gebir』


ジュディス・ミラー収監
2005年7月7日 The New York Times
CIA工作員の氏名漏えい事件に絡む取材源開示拒否問題で、捜査協力を拒否し収監に直面しているジュディス・ミラー記者を支持しています。

QUAND JE MARCHE

Quand je marche, je marche
quand je dors, je dors
quand je chante, je chante
je m'abandonne
 
以下続く

Camille Dalmais 『CAMILLE』より


「ホワイトハウスは心配している」
主権移譲から1年。アメリカは未だに反乱分子を相手にするのに忙しい。
2005年6月29日 The Guardian
イラクへの主権移譲から1年。各紙の報道を取り上げています。

サダムの小説を喜んで読む人たちがいる
ハッサン・M・ファター The New York Times
2005年7月1日  International Herald Tribune
サダム・フセインの小説「Get Out, You Damned One」が発表されました。ヨルダンではすぐに発行禁止になったのですが、海賊版が大人気で売られている模様。アメリカの数々の失敗もあり、フセイン人気は根強い模様です。

イラクの言い訳にブッシュは「9月11日を悪用」
ジュリアン・ボーガー(ワシントン)、リチャード・ノートン=タイラー
2005年6月30日 The Guardian
ブッシュ大統領がフォート・ブラッグでの演説でイラク問題を正当化するために9月11日を何度も挙げたことに関して、非難が出ています。直接イラクとアルカイダを結びつけたわけではありませんが、実際アメリカがイラクに持ち込むまでイラクではテロはなかったにも係わらず、イラクとテロを結びつける態度に怒っているようです。

アイデアが尽きても、大統領からは解決策も謝罪もない
サイモン・ティズダル
2005年6月30日(木) The Guardian
ブッシュは、「我々が9月11日のことを忘れる。それが敵が成功できる唯一の方法だ。我が国の安全のために、私が責任を持っている間はそれは起こらない」と繰り返すが、アメリカでの世論の支持率は下がっている。アメリカでアルカイダがテロを成功させれば、その状況は変化するかもしれない。

The tipping point (変わっていく瞬間)
イラク戦争に関するアメリカの世論は死亡した兵士一人ひとりに触れ、初めて負けの匂いをかぐことによって急落した
ゲアリー・ヤンガ
2005年6月27日 The Guardian
いつもより大きい文字で引用している部分があります。
「我々は皆、事実でないとわかっていることを信じることができる」とジョージ・オーウェルはそのエッセイ「In Front of Your Nose」で書いた。「そして、とうとうそれが間違っていることが明らかにされた場合、臆面もなく、自分たちが正しかったかのように事実をねじまげることができる。頭では、こうしたやり方を無制限に続けることができる。これを阻止できるのは、遅かれ早かれ誤った信念は、通常戦場では、確かな現実にぶつかるということだ」

イラクの反乱は10年続くかもしれないとラムズフェルドが認める
ジュリアン・ボーガー(ワシントン)
6月27日(月) The Guardian


いかに「西部」がつむぎだされたのか
イギリスでアメリカ開拓時代の英雄神話に関する展覧会が開催。ワイオミングに住むアニー・プロックスが牧場の一匹狼の不朽のファンタジーの後ろに潜む厳然たる事実を回顧する
Saturday June 25, 2005, © The Guardian


撤退はテロリストの頼みの綱だとして除外
ローランド・ワトソン(ワシントン)、ジェイムズ・ハイダー(バグダッド)
2005年6月24日 The Times


メディアが(ダウニング街)メモを無視するのは間違いだ
モリー・アイヴィンズ
2005年6月23日 Creators Syndicate


イエス、彼らは我々に嘘をついた
アメリカでは最新の暴露メモはイラク問題に関する決定的証拠になると見られているが、イギリスでは継続するので精一杯だ。
ジョナサン・フリードランド
2005年6月22日 The Guardian
イラク侵攻前にはイギリスで反戦行動が激しくアメリカではほとんどなかったのが、今では逆転しているようです。

無慈悲で異常
ボブ・ハーバート
2005年6月23日 The New York Times
フロリダの安楽死の件で未だにブッシュフロリダ州知事はあきらめていない模様。

言葉遊びをやめろ
2005年6月22日 The Guardian
日本の捕鯨に関してです。

安全保障の名において
トニー・ベン
2005年6月22日(水)  The Guardian


継承の駆け引きの中、アメリカ連邦最高裁が最終的な判断を待つ
ジュリアン・ボーガー
2005年6月20日(月) The Guardian

by miyelo | 2005-07-10 00:38 | Perceval Press | Comments(0)


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