Words of VM

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2004年 12月 14日

The Best American Nonrequired Reading 2004 序文(5)

だからこそ『Nonrequried不必要な』が私にとって際立ち、この本のタイトルの中で私の注意をひくのだ。理解すること、言葉を説明することが必要とされないということが、私を惹きつける。言葉を所有したり、批判的な目でその本質を曲解しようと急ぐのはよくない。その代わりに、読んだり書いたりすることのインスピレーションを信じるほうがよい。私がそれらに躓くずっと以前に既に形作られ、知覚されることを待っていた意図、衝撃、命として生じるインスピレーションを。言葉が私に個人的に何を意味するのかは、決定するよりも認識するほうがいい。何かを書き留めるとそれは死んでしまう。作家は殺人者なのだ。他の者よりも、より優雅に殺し、与える苦痛が少ない作家もいる。それでもなお、書かれた言葉は死んでいるのだ。それが息を吹き返すのは、書き換えられるか読み返されることによってのみ、引き続き異なる意味を与えられることによってのみなのだ。

ヴィゴ・モーテンセン
『The Best American Nonrequired Reading 2004 』より

日本語訳:Miyelo

by miyelo | 2004-12-14 23:05 | ヴィゴ訳 | Comments(0)


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