Words of VM

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2004年 11月 21日

The Best American Nonrequired Reading 2004 序文(1)

指図されたり、ユーザーガイドや組立て説明書を読まなければならないことに頑固に抵抗する傾向を、多くの人たち、特に多くの男性、と私は共有する。私が事前の説明を熱心に避けようとすることの少なくともいくらかは、まずその言葉をはじめに得たいという偽りのない前向きな欲求からきていると信じたい。まず取り掛かり、自分としては比較的無知な状態でそれを見届け、探求したいのだ。できるだけ先入観を抑えて飛び込みたいのだ。どのみちほとんどすぐに判断は下される。一昨日結膜炎が私の右目から左目へと飛び移ったぐらい速く、容易に。通常、私が本を手に取ったときは、1ページを捲るとすでに、1音節を意識して読む前に、紙、インク、フォント、文字の大きさなど否応なく即断してしまう要因がある。私は手をとってもらう必要もないし、ほしくもない。どんな本の中身に関しても準備されたくない。なぜなら、自分でその組み合わせを検討し分析する機会を得る前に、ともかくそれは言葉を誰か他の人の紹介へと従わせるからだ。しかし、その本を読むことを楽しんだら、時々その後に好奇心から序文を読む。

ヴィゴ・モーテンセン
『The Best American Nonrequired Reading 2004 』より

日本語訳:Miyelo

by miyelo | 2004-11-21 23:14 | ヴィゴ訳


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