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2008年 05月 28日

みてみたい映画

今、見てみたい映画です。見れないとは思いますが。

The Soviet Story

ラトビア人監督が作った映画なのですが、最近明らかにされた秘密のアーカイブの資料やインタビューに基づいて、ソ連とナチの協力関係、ウクライナの飢饉、カチンの虐殺、集団移送、強制収容所における医療実験などに関するドキュメンタリーだそうです。

欧州議会のUENという組織とリガ市議会がスポンサーです。

トップページにトレイラーがありますが、酷い画像が含まれてますので、見る方はそのつもりで。トレイラーのナレーションがいいです。「それは何百万もの人々を魅了した夢だった。それは呪われた国々での輝かしい展望だった。それは人類最高の願望だった。それが現実になったその日までは。」

ちなみにこちらはロシア側の反応です。その中で言っているようにこの映画はある視点からだけ切り取ったものかもしれません。しかし、傷つけた人は感じもせずに簡単に忘れてしまう痛みは、傷つけられた人にとっては忘れられないものである事が往々にしてあると思います。

by miyelo | 2008-05-28 17:32 | 雑記 | Comments(2)
Commented by Mc-Wolf at 2008-05-30 18:22
misaさん、こんばんは!
観てきました、トレイラー。HPも全部では無いですが、写真とかは見てきました。

コレは観てみたい、と言うか、観ておかなくては、と思える作品ですね。
misaさんから何度かラトビアのお話は伺いましたが(民族音楽のお話とか)、やはり何処か現実味が無かった気がします。
確かにこれもまた、ある視点からだけの記録かもしれませんが、それを置いても、こういう事実があった、と世界に知らしめる必要はあると思います。
ドイツからも今、当時の資料が公開されはじめ、様々な映像作品が作られ、その幾つかは日本にも入ってきてますので、この作品も見ることが出来れば良いなぁ、と思います。
Commented by miyelo at 2008-05-30 23:59
myu-rowさん、こんばんは
この映画、見たいです。
集団移送というのはシベリア送りの事なんですが、ラトビアではどこの家族でも家族親戚にシベリアへ行かされた人がいますね。
たった2、3百万の国で20数万人がシベリアへ送られたので当然ですね。もちろんシベリアから帰って来た人もたくさんいるので、「もう終わった事」ではないわけです。


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