2015年 06月 14日

ザグレブでのクラシックコンサート #2CELLOS #Classical

ザグレブのリシンスキホールで6月9日(火)と10日(水)に行われたクラシックコンサートに行ってきました。

久しぶりのライブ、それもクラシックということで二人ともかなりハイテンション!!
なんか一日目は待ちに待った遠足の日って感じww
バックについているのは2012年にやはり共演したザグレブソリストという弦楽団。

セットリストは以下の通り。ステパンとルカはほとんどの曲で編曲していますので、彼らがしたところだけ書き出しておきます。

1.ステパン&ルカ+弦
  エンニオ・モリコーネ 「ガブリエルのオーボエ」
  ENNIO MORRICOE Gabriel’s Oboe (Mission)  
   【2つのチェロへの編曲:ステパン・ルカ】

2.ステパン&ルカ+弦
  アストロ・ピアソラ 「オブリビオン」
  Astor Piazzolla  Oblivion
   【2つのチェロへの編曲:ステパン・ルカ】

3.ステパン&ルカ+弦
  アントニオ・ヴィヴァルディ 「2つのヴァイオリンのための協奏曲 イ短調 Op. 3, No. 8, RV 522」
  Antonio Vivaldi - Concerto for 2 violins in a-minor, RV 522
    第1楽章 アレグロ  
    第2楽章 ラルゲット・エ・スピリトゥオーソ
    第3楽章 アレグロ
   【2つのチェロへの編曲:ステパン・ルカ】

4.ルカ(ソロ) +弦
  マックス・ブルッフ 「コル・ニドライ」 
  Max Bruch Kol Nidrei Op. 47
   【チェロ編曲:ルカ】

5.ステパン(ソロ) +弦
  ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル 「歌劇『セルセ』よりラルゴ HWV40」
  Georg Friedrich Händel HWV 40. Largo from Xerxes (Serse)
   【チェロ編曲:ステパン】

6.ステパン ソロ+弦
  ジュール・マスネ 歌劇 『タイス』より「タイスの瞑想曲」 
  JULES MASSENET Thais Meditation
   【チェロ編曲:ステパン】

7.ステパン ソロ+弦
  フリッツ・クライスラー 「愛の悲しみ」
  Fritz Kreisler Love's Sorrow

8.ステパン ソロ+弦
  SERGEJ RACHMANINOV Vocalise
  セルゲイ・ラフマニノフ ヴォカリーズ op.34, br.14
   【チェロ編曲:ステパン】

9.ルカ(ソロ) +弦
  ヴィットーリオ・モンティ 「チャルダッシュ」 
  Vittorio Monti  Csárdás

10.ステパン&ルカ+弦
  ヨハン・ゼバスティアン・バッハ「2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調 BWV.1043」
  Johann Sebastian Bach  Concerto in D minor for two violins BWV.1043
   第1楽章 ヴィヴァーチェ
   第2楽章 ラルゴ・マ・ノン・タント
   第3楽章 アレグロ
   【2つのチェロへの編曲:ステパン・ルカ】

11 ステパン&ルカ+ドゥッシャン(カホン)+弦
  ハンス・ジマー モンバサ(「インセプション」より)
  HANS ZIMMER Mombasa (from Inseption)
   【2つのチェロおよび弦楽器の編曲:ステパン・ルカ】

ここまではプログラムに載っている曲ですが、両日とも後2曲(アンコールというかプログラムで一曲消されている曲が)演奏しています。

12.ステパン&ルカ
  マイケル・ジャクソン 「スムーズ・クリミナル」
  Michel Jackson Smooth Criminal  

13. ステパン&ルカ
1日目(09/06)
  JSバッハ 「G線上のアリア」 
  JS Bach Air on the G String
2日目(/06/06)
  U2 With or Without You  

ということで9日も10日も13曲演奏です。

1曲目2曲目の「ガブリエルのオーボエ」と「オブリビオン」はおなじみの曲ですが、二人のオブリビオンが聴きたかったのでとれもうれしかった。
そして、ヴィヴァルディ!!よかった!! ヴァイオリンのをチェロに二人が編曲しているんですが、MCではふざけたことを言ってるようで爆笑になるんですが、いったん弾き始めるといきなり空気が変わる。第3楽章まであったので堪能できました。

で、ここからソロに。まずはルカのソロから。なぜかソロはステパンの席に座るルカ。曲はブルッフのコル・ニドライ。ルカ好みの曲だよなあ。暗い…暗いよルカ…(あ、でも二日目のほうが重厚感がでてよかった) んで、1曲で引っ込んじゃった。

そしてステパン。ルカが1曲だったのに、ステパンは短めの曲を4曲連続。ヘンデルのラルゴ、タイスの瞑想曲、クライスラーの愛の悲しみ、ラフマンオフのヴォカリーズと、甘いロマンチックなもの、親密な感じの選曲がステパンだなあ。そして、圧倒的に色気があるというか情感があるんだよな、彼の弾き方は。私は本来そう言う風なのが好きなので、ああ、やっぱり、ソロはステパンかあ、とここまでは思った。

でも、次のルカのソロのチャルダッシュがすごかった!今でも頭の中をぐるぐる回ってる音はチャルダッシュ!もうルカのためにあるような曲。あの長い手足と指を存分に使って、気持ちよさそうに楽しそうに弾いてた!そして終わったらすごい拍手だった。多分一番大きかったんじゃないかな(チームルカの欲目かもしれんが)。引っ込んででてくるときに本当にうれしそうにちょっと跳ね気味にでてくるのが可愛かった。一緒にでてきたステパンがルカの手をぐって持って上げさせてるのがよかったなあ
今回ステパンは療養ということでルカが大作を担当したのかもしれないけど、ほんとルカは上手くなったと思う。重い曲は重厚にいい音を出すようになってるし、テクニカルなものは軽々とこなしてるし、うん、よかったよ!
あ、ルカのパンツがなんか短くて、結構足首がかなりの長さ見えるんだけど、それがぴょんこぴょんこするもの可愛かったな。もう足も手も余ってるww

そして、二人と弦に戻ってバッハ。こちらヴァイオリンの協奏曲を二人がチェロにアレンジ。こちらも実に心地よいバッハだった。

それから次はドゥッシャンがカホンをたたいてモンバサ。ドゥッシャンカホン、モンバサにぴったりだった。新しい楽器を3日でやれと言われたみたいだけどよくあってた。チェロも楽団も二人が編曲してて、一日目は楽団の弦がかたくてちょっとどうかな?と思ったけど、二日目のほうはすごくよかった。モンバサ、普段のライブでもやるかな?ぜひカホンでお願いしたいと思ってたけど、普通のライブはドラムだった。

ここまでがプログラムに載っている曲ですが、両日とも後2曲演奏しました。 

まずはステパンとルカでスムクリ。木のチェロのスムクリです。普段は本体がないサイレントチェロで演奏しているから気がつかなかったけど、ものすごい勢いで弓を移弦させるので、がんがん本体にあたってたww

ラストの曲は一日目は「G線上のアリア」二人だけのクラシック。とても気持ちがよかった。で、期待してたら二日目はWith or Without Youに。いや、木のチェロでやってくれるのはいいのでいいんだけど、G線上のアリアがすごく気に入ってたのであれ?って。

という全12曲でしたが、実はプログラムの一曲目には

  ステファン・ハウザー‐ルカ・シューリッチ チェロヴァース 2本のチェロと弦楽団
  Stjepan Hauser – Luka Sulic CELLOVESE
   【チェロおよび弦楽 編曲 ステファン&ルカ】

というのがあったんですが、消されてて演奏してません。
ルカに理由を訊いたら「楽団ができなかった」ということです。日本でするか訊いたら「楽団ができたら」だって。日本では誰が弦楽団になるのかな。弾いてみせてくれ!

クラシックコンサート期待以上に良かったです。クラシックなんだけど、チェロズらしさが随所にちりばめられていて、無理して見に来てよかった。特に私は二日目がよかった。一日目もよかったんだけど、うん?ってのもあったのが、二日目は全部よかった。
と思ってたら後でルカに「どっちがよかった?」って訊かれ「2日目!」って即答したら、すっごい喜んだ。で、ステパンに「今日のほうがよかったって」ってルカが報告するとステパンにがしってハグされた。んで、周りにほら!みたいないいかたをしてたんだけど、何だったんだ? 二日目に多少変えたのかな?3日目はさらに良くなるよって言ってたから日本のクラシックコンサート、期待しましょう。まあ、楽団がなじみのところじゃないのでどうなるのかなあ。

by miyelo | 2015-06-14 15:45 | 2CELLOS | Comments(2)
Commented by mifuyusasa at 2015-06-14 20:28
Misaさん、こんばんは。
やっぱりいらっしゃっていたんですねーザグレブ。さすがMisaさん。
レポートありがとうございます!
ステパンのずいぶん前のクラシックのアルバムが好きなので、クラシック待ち遠しいです。
Misaさんのレポートで、ますます楽しみになりました。
ヴィヴァルディとかバッハ、ぜひ聴きたいです!
Commented by miyelo at 2015-06-16 00:38
三冬さん、こんにちは。
はい、来てました! 
クラシックよかったですよ!チェロズらしさもいっぱいでとて
も気持ちのいいコンサートでした。
ヴィヴァルディもバッハもよかったです!


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