2014年 12月 21日

pipさんのモスクワライブレポ #2CELLOS

お友達が2CELLOSのモスクワライブへ行ってきて、レポを書いてくれました。
【2CELLOSコンサートレポート・モスクワ編】

ベルリンの友人に会いに行く途中、ロシアのモスクワへ寄って2CELLOSのモスクワ公演(12月1日)を観てきました。

2CELLOSのロシア・ツアーはカザンからスタートし、モスクワはロシアで4番目の公演地です。
コンサート会場はCROCUS EXPOにあるCROCUS CITY HALL(クロッカス・シティ・ホール)です。ここ、赤の広場から地下鉄で20分、市の中心部とシェレメチェボ空港のちょうど中間地点にあり、コンサートホールの他、ホテル、エキジビションセンター、高級百貨店、スーパーも隣接している大型施設です。名物とも言われるほどモスクワは交通渋滞が激しく、彼らも車での移動にかなりの時間を取られたそうです。
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前日の夜は-8℃、コンサートのある日は曇り空で雪もちらついていましたけれど、湿気の多い日本の雪の日と違い、想像していたほどの寒さではありませんでした。
モスクワでは空港を始め地下鉄の入り口や建物の中に入る際には、金属探知機のついたゲートを通って中に入ります。このCROCUS CITY HALLヘも入場の際にゲートを通って入ったのですが、ゲートを通った時になぜかブザーが鳴ってしまい焦っていたら、スーツを着た警備の男性に持っていた手提げ袋を指差され「これですか?」と持ち上げて見せたら、ニコッと笑って「いいよ」と簡単に通してくれました。一方、男性はそれなりに調べられていたようです・・・。でも、鞄の口を開いて中を見せて入る日本のコンサートより、はるかに気分良く入場できました。ロビーでは女性はドレスアップしている人が多くロングドレスを着ている人もチラホラいました。

会場の中はステージを中心に扇形の座席配置で後ろの方は横一列が90席以上あり、ステージの横、左右に大きなモニター画面設置され、演奏中の姿はココに映し出されていました。そして席はステージに近いほど値段が高く、前方中央は比較的年齢が高めか、カップルが多く、一番値段の安い2階席は若いファンが多くコンサート中はとても盛り上がっていました。(私は2番目に高いサイドの席に座りました)
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開演時間の20時を15分くらい過ぎてからコンサートは始まりました。
Benedictusのイントロ流れ彼らがステージに登場すると、客席から大きな拍手と歓声が上がります。続けてWhere the streets have no nameの演奏が終わり、立ちあがって客席に向かって挨拶をしてからルカがロシア語で挨拶をします。なにを言ったのかは解りませんでしたけれど、お客さんからは笑い声も起きていました。
そしてViva la Vida、Shape Of My Heart、The Resistanceの演奏が終わると、マイクを持ったステファンが「(The Resistanceの演奏を終えて)ルカが疲れてるだろうからスローな曲を2曲演奏するよ。1曲目は良い曲だけど、2曲目のほうがもっと良いよ。今日来ている全ての美しい女性に捧げます。」と言ってBook of love、With or Without youを演奏します。コンサート会場のせいでしょうか、スローな曲は音がとても美しくゆったりと響きわたって、ロシア風と云うか大陸的な印象を受けました。
次にルカが「次の曲はマイケル・ジャクソンのHuman Natureです。この曲をボク達の友だちPhilipp Kirkorovに捧げます。今日ランチに連れてってくれたんだ。とっても美味しかったよ!」とルカのリツィートで一緒に写っていたPhilippさんを紹介します。客席に居たPhilippさんも立ちあがって姿を見せてくれましたけれど、実物は写真で見るほどパパイヤ鈴木似(!)ではなく、とても華のある素敵なかたでした。
そしてSmooth Criminalの演奏が始まると、観客から一斉に歓声と手拍子が始まります。ここからは、どこのコンサート会場でも同じように歓声や手拍子でどんどん盛り上がっていきます。You shook me all night longでルカの「みんな立って!踊って!」の掛け声でみんな一斉に立ち上がって大盛り上がりです。そして気が付くと後方の席に居た人たちが通路に出て来ていました。皆とても控え目で演奏中はステージ前に来ないのですけれど、彼らがステージ前に出て来て挨拶をすると、ステージ前へ行ってサインをもらったり、握手をしたり写真を撮ったりしていました。
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「次の曲はみんな歌ってね!」とルカが言って始まったSatisfactionですが、ここで警備員が立っている人に座れと指示します。えっ?と思ってステージを見るとルカも「なんで?」という顔で苦笑いをしていました。皆おとなしく座りますが、演奏が終われば立って拍手をし、女の子たちからはアンコールで2CELLOSコールも起こっていました。1回目のアンコールはBack in Black、2回目のアンコール曲はFields Of Gold、いつもより少しスローテンポでステファンが気持ちよさそうに弾いていました。演奏が終わり舞台の前まで来て挨拶をすると、お客さんから沢山のスパシーバの声が上がっていました。
モスクワのコンサートで驚いたのは、演奏が終わってMCの間にファンがステージの前にやって来て、右手と左手に持った赤いバラの花束を彼らに向かってスッと差し出したことです。その後、ぬいぐるみを持ったお嬢さんも登場したのですけれど、ロシアの舞台ではこのような光景は当たり前なのかもしれませんが、その差し出し方が慣れているというか堂々としていてちょっとビックリしました。

終演後のサイン会はロビーの一部に結界を引いて、数人ずつ彼らのところへ行ってサインをもらうという方法が取られていました。結界の前に沢山の人が待っていてサイン会の様子は見る事が出来ませんでしたけれど、終わって出てきたお嬢さんたちが、もらったサインを手にとび跳ねながら喜んでいた姿がとてもかわいかったです。
サイン会終了後、少しだけロビーで彼らと会うことができました。
ルカはいつもと変わらない笑顔で、コンサートの後でもさほど疲れた様子もなく元気でした。「日本はどお、変わりない?いま日本は寒いの?・・・ロシア寒いよね~」などと。ルカは長袖の薄手のセーターを着ていたのですけれど、そのセーターの手触りがすごく良かったです。
ステファンもとても元気&ご機嫌で、笑顔でつかつか寄って来て「元気?」と挨拶。「会えて嬉しいわ。それもモスクワで!」と云うと「うん。ボクも~」と返してくれるサービスぶり。そして、ステファンと話しているところへ突進してきたドゥシャンもニコニコ、もう1ステージ演奏ができそうなくらいとても元気でした。
次の日は朝6時の飛行機に乗るため4時にホテルを出なくてはならず、数分話をしただけでバイバイしましたけれど、少ない時間の中でも時間を作ってくれて、いつもファンを大切にしてくれる彼らに本当にありがたいな、と思いながら会場を後にしました。

ロシア公演の翌朝、日本では3rdアルバムの発売日が発表になりました。
サウンド・エンジニアとして彼らのツアー(もちろん日本へも毎回!)に同行しているミロが「日本は色んなことがきちんとされていて、一番ツアーしやすい国なんだよ」と言っていました。
一日も早く、また日本でツアーする日が来ることを心待ちにしている日本のファンと同じように、彼らもその日が来ることを、きっと楽しみにしてくれていると思います。
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by pip

ここにコンサートの写真が上がっています。
CROCUS CITY HALL  

モスクワ公演(12月1日) セットリスト
・Benedictus 
・Where the streets have no name
・Viva la Vida
・Shape Of My Heart
・The Resistance
・Book of love
・With or Without you
・Human Nature
・Smooth Criminal
・Welcome To The Jungle
・Thunderstruck
Dusan drum solo
・Voodoo People
・Smells like teen sprit
・You shook me all night long
・Highway To Hell
・Satisfaction
〈アンコール1〉
・Back in Black
〈アンコール2〉
・Fields Of Gold
ということで、パパイヤ鈴木似の人はパパイヤ鈴木よりかっこよかったようです。って、そこじゃないね。やっぱりロシアは寒いと思ってたのね、ルカww 元気そうということでよかった。
はやく日本にかえってきてほしいね。
レポ、ありがとう~! 

by miyelo | 2014-12-21 21:45 | 2CELLOS | Comments(0)


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