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2014年 01月 09日

初来日(2011年11月)時の新聞記事(1) #2CELLOS

2CELLOSのライブまであと2ヶ月ということで、ちょっと昔の記事アップしてみる。二人の初来日の時のものです。
ALL ABOUT vol.274
2CELLOS
ロック魂 激情のチェロ

2011年11月16日 読売新聞
今、たった2人のチェロ奏者が、世界の音楽を変えようとしている。マイケル・ジャクソン、U2、スティング・・・。ロックの名曲をチェロで激情的に演奏する2CELLOSは、ネット動画をきっかけに瞬く間に注目を集め、国境もジャンルも悠々と飛び越える。今までにない音楽の形、そして成功への道のりを世界に示しているのだ。

トゥー・チェロズ ルカ・スーリッチ(1987年8月25日生まれ)、ステファン・ハウザー(86年6月15日生まれ)の2人組。ともにクロアチア出身。ルカは英国王立音楽院出身で、2009年にルトスワフスキ国際コンクールで優勝。ステファンは20世紀最大のチェリストと言われる巨匠・ロストロボービッチに師事し、英・チャールズ皇太子のも会えでも2度演奏。2人ともクラシック分野でも輝かしい経歴を持つ。デビューアルバム「2CELLOS」は日本でも6万枚売り上げのヒット(輸入盤含む)。
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 無造作にイスが置かれたホールで、2人のチェロ奏者がにらみ合いながら、マイケル・ジャクソンの「スムーズ・クリミナル」を奏でる。2人とも、何かに取り憑かれたように頭を激しく振り、弓の糸が切れてもお構いなし。キュイーン!! ガッ!ガッ!! およそチェロとは思えない攻撃的な音が飛び交う。
 今年1月、この映像が動画投稿サイト「You Tube」にアップされると、立ちどころにアクセスが殺到。3日で3万、3週間後には300万ヒットを突破した。チェロを弾いた2人のクロアチア人、ルカ・スーリッチとステファン・ハウザーは、半年後には「2CELLOS」として、CDデビュー。9月からはエルトン・ジョンの全米ツアーに同行、CDは各国で発売され、話題は世界へと波及しているのだ。
 「映像をアップしてから数日間で、テレビ局やレコード会社から電話があったんだ。エルトン・ジョン本人からは、直接携帯に電話がかかってきたた。夢みたいなことだったよ」(ステファン)

ライバル同士

 なぜ、あのライバル同士が組んだ?なぜ彼らがロックを? 2人の活躍に最も驚いたのは、本国・クロアチアの人々だった。幼少期からクラシックの養育を受け、ソロのチェロ奏者として将来を嘱望されていた2人。コンクールでは、必ずどちらかが優勝を手にしていた。「僕らは10代のときに夏の合宿で出会って、チェロに対する熱意に共感して、すぐに大親友になった。周りの人達からはライバルと思われていたけどね」(ルカ)。
「健全なライバル関係だったんだ。彼が1日中練習しているのを見て、オレもやらなきゃと刺激されたりね」(ステファン)
 大学進学で離ればなれになり、昨年ロンドンで再会した2人は、世間をあっと言わせるような面白いことをやってやろうと考えた。「若い人たちに、チェロの素晴らしさをアピールしたかった。楽譜通りに弾くクラシックでは、実験や冒険ができない。チェロの持っている可能性を最大限にひきだしたかったんだ」(ステファン)。「スタジアムのようなところで演奏してみたかった。小さい会場でお年寄り5人を相手に演奏するよりもね」(ルカ)
 彼らのすごさは、たった2人とは思えない分厚い演奏で、ロックバンドのサウンドを再現してしまうこと。2人は、クラシックのチェロより難易度の高いことをやっていると胸を張る。「チェロは、ロックギターのようにも弾けるし、ピチカートで弾けばアコースティックギターに似た音も出せる。たたけばドラムのような音も出るし、高音はコントラバスのようにもなる」(ステファン)。「音色が人間の声に非常に近い暖かみを持っているから、歌声も表現できる」(ルカ)。だから、2人は断言するのだ。「チェロは最強の楽器!」

危険人物扱い

 それにしても、熱すぎる演奏はまさにロック歌手。行儀良いクラシックのイメージからはほど遠いのだが・・・。「実は、クラシックの時も、激しく弾いていたんだ。『落ち着かせるために薬飲ませてオリに入れた方がいいんじゃないか』って、先生に言われたこともあるくらい。ステファンは、もっとぶっ飛んでたよ。先生も『あいつオカシイから、つるむな』って」(ルカ)。危険人物扱いされたステファンだが、説得力ある言葉を持っている。「クラシックでも、ショスタコービッチやプロコフィエフの楽曲には、かなり激しく弾くべきものがある。ベートーベンだって、あんな激情的な人だったんだから、それを体で表現しなきゃ」
 2人にとっては、ロックもクラシックも関係ない。「音楽は普遍的なもので、ジャンル分けすべきではない。一つのジャンルにとらわれず、時代を超えて全ての人達に訴える音楽を、これからも伝えていきたいんだ」と、ステファン。ルカは最後に、「最終目標」を明かしてくれた。「巨大スタジアム並に大きな会場で、オーケストラと一緒にクラシックのレパートリーを演奏したり、2人だけで演奏したり。最後には、有名な歌手やギタリストやドラマーと共演するんだ」
 壮大な夢のようだが、2人の勢いなら、来年辺りにあっさり実現してしまいそうだ。

あっさり翌年に実現しましたねww 翌年の6月には満員のザグレブアリーナでオーケストラと一緒にクラシックを演奏し、自分たちだけでも演奏してます。そして、有名な歌手やギタリストをゲストにCDも出したし。

この続きに初来日の1週間もあるんですが、読みたいかなあ。

by miyelo | 2014-01-09 21:18 | 2CELLOS | Comments(0)


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