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2009年 03月 15日

パパ日記(4)1987年

パパの日記の続きです。
1987年
1月1日
毎年この日には誓いを書いているパパ。悪魔払いの呪文全文。

1月24日 ディーン8歳
2年生を楽しんでいるディーン。今日は小さな誕生日のパーティが学校である。帰ってきたら、Chuck E. Cheese’s に行ってピザを食べ、テレビゲームをする予定。

5月2日 サミー4歳
またコロラド。4回中3回。初夏を過ごすにはいいところだから恒例の行事にしようかと思うが、恒例の行事を作るような環境じゃないと思うパパ。エレンから連絡があって、ウィンチェスター一家の居場所をしってる悪魔を祓ったという話を聞いて、ディーンを学校から連れ出す。ディーンもなぜかは分かっている。
エルキンスの本棚から本を出してきて読んでる振りをするサミー。いくつか単語がわかるかもしれないが、本当に見てるのは絵だと思ってるパパ。

5月17日 9周年 陶器
9月からの学校について考えるパパ。1ヶ月ごとに転校しても、学校はそれに対処しなければならない。でも子供達はどうやって?息子達は兵士にならなければならず、兵士は対応するものだ。

7月13日
ネイティブアメリカンのシャーマンにマニトウを呼び出してもらうことに。何が失敗したのか分からないが、シャーマンが取り憑かれて大変なことに。
大急ぎで息子達を連れて逃げてから、ディーンに(サミーはずっと寝てる)何が起こったことを少し話すと、「ダッド、マニトウは今他の人を襲ってるんじゃないの?」と訊くディーン。彼がその質問をしたことより、それが正しいことより、自分よりもディーンの方が正しいことと間違っていることに関しての感覚がいいということがショックなパパ。1時間かけて戻って、元シャーマンを殺すパパ。元シャーマンは子供のキャンプを窺っていたから、もしディーンが言わなかったらどんなことになっていたか。ハンターは狩りを見過ごしてはいけないと誓うパパ。

11月2日 4年
ママがどんな風だったかを聞くディーン。この日以外ママの話をしないディーン。見せてやれる写真もないから、死んだ母親について聞く子供にみんなが言う話をした。美しく優しく世界中の何よりもディーンとサムを愛していたと。
2年生のディーンはまだ学校にとけ込んでる。でも連れ出されちゃう・・・ そして、自分たちだけではなく他者も気遣える、本質的にいい人間なんだと思う。

by miyelo | 2009-03-15 23:34 | スパナチュ | Comments(4)
Commented by eiri at 2009-03-16 01:12 x
Misa様、こんばんは。こちらもお邪魔します。

引き続きパパ日記をUPして下さってありがとうございます~。
こちらも涙が出ました…。本当に切ないです。

パパよりもディーンの方が、正しいことと間違っていることに関しての感覚が良いからこそ、パパはディーンを手放せなかったし、信頼もしていたのかな…と色々考えさせられました。

また、Misa様の仰る通り、ディーンは危険な局面においても他者を気遣える、本質的にいい人間ですね。
あとエルキンスさんの本棚から本を出して読んでる振りをするサミーが、いかにもサムらしくて可愛いなと思いました。

今回も素敵な記事をありがとうございました。
次の更新も楽しみにしています。
長文の投稿失礼いたしました。

Commented by 白萩 at 2009-03-16 12:45 x
またお邪魔しています。
いつのまにか3と4がUPされていて、一気に読ませていただきましたが、ほんまに涙が出ます(涙)

サムのためなら死ねるとか、ママのことを一年に一度しか問わないとか、こんなに小さな子供が死について正面から向き合って考えなくてはならないなんて、何て酷なんだろう・・・。

でも自分がそうだからこそ、サムには幸せになってもらいたいって思ったディーンの気持ちもわかる気がします。

S3のエピソードの中で、人の夢を操る敵と戦った時に、サムが見たのはエッチな夢でしたけど、ディーンが見た夢が「綺麗な奥さんと可愛い子供と、休日にはピクニックに行ったりもする幸せな家庭」だったのが、ずっと切なくて引っかかってたんですけど、こうやって子供時代の話を読ませてもらったら、ディーンはずっと色々な無理をして生きてきたんだろうなぁと。そんなディーンにパパが死ぬ時に「いざとなったらサムを殺せ」なんて、しかも自分のために死ぬパパに言われるなんて、ほんまに可哀相で(涙)

ちょうど昨日S3を見終わったので、色々思い出して涙が出ました。
いい記事ありがとうございました。
Commented by miyelo at 2009-03-16 20:48
eiriさん、こちらも。
ありがとうございます!楽しみにしてくださってる人がいると思えると頑張って続けようと思えます。
パパはディーンのことをちゃんと認めてたんですよね。ちゃんと本人にそれを伝えておいてほしかったです(涙)
ディーン、こんなちびっ子から自分のことだけじゃなくて人を助けようと自然に思える子だったんですね。
そしてサミー.パパは読んでるふりって言ってますが、ほんとに読んでたりして(笑) サミーもちびっ子からサミーです。
Commented by miyelo at 2009-03-16 20:52
白萩さん、こんばんは。
一日1年分でがんばってます(笑)
こんな小さいのに・・・ パパ、復讐もいいんだけど(まあ放っといても結局やってくるから準備するのはよかったんだけど)子供達のことを!!
ディーン、サムは一生懸命守ろうとしたんだと思いますよ。そしてそれは成功したと思います。サミーは家を出て普通を望むこともできたし、聞いてもらえると「おねがい」できる子でいられたから。ディーンは自分のお願いは聞いてもらえないものだと思ってますものね・・・
人を思いやれるいい子だったからこそ、本当に大変な人生に・・・
ああ、だれか幸せにしてやって〜!!!


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